紫明

藝術文化雑誌「紫明」第35号は丹波古陶館45周年記念号として「民藝」特集。
執筆は松井健、杉山享司、猪谷聡、鞍田崇、土田真紀、栗田邦江の各氏

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磚仏

欧米では確立された分野としてのヒマラヤ美術がある。
このチベット仏教の磚仏は主として内蒙古の仏塔に収められたもので元末〜明時代に奉納された。
正面上部には如来、右下には梵天、左下には観音が配置されている。

全高:約70mm

クライヴ・ボウエンのスリップウェア

クライヴのチャイルドマグ
彼の談によると、元来子供用に製作されたものとのことだが、デミタスコーヒーマグなど楽しい使い方が考えられる佳作。
英国中世陶器に倣ったデザインが美しい一品。
把手はバーナード縁のウェットハンドル。

全高:約80mm

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伏見人形展

京都民芸資料館秋季特別展・伏見人形展 – 日本土人形の原点を観る –

土人形の元祖と言われる「伏見人形」百数十点を展観します。

開館日:2014年9月21日(第3日曜日)、10月5日・12日・19日・26日(各日曜日)、11月16日(第3日曜日)
開館時間:午前10時〜午後4時30分 入場無料

ギャラリートーク:10月12日(日) 午後1時30分〜午後3時 講師:山名伸生(京都精華大学教授)、小谷二郎(京都民藝協会顧問)

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国吉清尚の茶碗

国吉清尚 KUNIYOSHI Seisho (1943-1999) の茶碗

沖縄の陶芸家。
高校時代に空手や古陶蒐集を始め、1963年頃から壺屋で修業、1966年に大学進学する一方、益子での約2年間の修業後に帰沖し、読谷で作陶を続けた。
1973年4月に秦秀雄が工房を訪ねた。鹿児島の料理店で目にした国吉の土瓶に眼を止め来沖した。
秦は注文した土瓶を白州正子ににも届け、彼女も愛用した。
秦の文章によって国吉は一躍注目されることになるが、程なく雑器製作を止めオブジェに移行するようになる。

この茶碗は国吉清尚によって読谷開窯初期に製作されたもの。

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‘Soetsu Yanagi and Bernard Leach/Letters

「柳宗悦とバーナード・リーチ往復書簡 日本民藝館資料集」発行・公益財団法人 日本民藝館
A5判並製カバー/口絵6頁・本文431頁 3,240円(税込)
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Antiques Market in London

イギリス出張最後の朝は4時起きでロンドン郊外の競馬場で開催されているアンティークフェアへ友人と行きました。
家具、ジャンク中心ですがこういうマーケットに来る度のワクワクする気持ちは初めてイギリスへ渡った頃を思い出します。
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The Studio

ルーシー・リー Dame Lucie Rie (1902-1995) は20世紀に英国で活躍したオーストリア出身の陶芸家。
英国人陶芸家バーナード・リーチ Bernard Leach (1887-1979) と親交を持った。

ロンドンのハイド・パーク近くにあるアルビオン・ミューズ Albion Mews の住居兼工房であるザ・スタジオ The Studio を拠点にした。

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琉球南蛮マス徳利

琉球南蛮のマス徳利です。琉球王朝時代の壺屋製。
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沖縄・富盛の石彫大獅子

沖縄最古のシーサーである富盛の石彫大獅子は沖縄県八重瀬町富盛地区の勢理城にある。
現存最古で最大のシーサーは1689 年に大火除けのために安置されたもの。
八重瀬岳に蹲踞の姿勢で向いている。
第二次世界大戦時の戦闘で受けた弾痕が無数に見られる。

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